ペルー代表、標高戦術で激戦国相手に挑む – thiago kosloski氏、ボリビア戦術継承と戦略転換明かす
ペルー代表が、2030年ワールドカップ予選で、標高を戦略とする異例の戦術を採用するという決断を下した。Thiago Kosloski氏、マノ・メネセス監督の右腕兼U20ペルー代表監督は、その意図をAS紙のインタビューで詳細に語った。

標高戦術の狙い:激戦国に新たな挑戦
Kosloski氏は、この戦略転換は単なる試行錯誤ではないと強調。「我々は、より効果的な戦略を確立する必要がある。常に、我々の強みを最大限に活かすべきだ」と述べた。特に、これまで高地での試合で苦戦してきた対戦相手に対して、標高の利点を活かすことで、戦いを有利に進めることを目指している。
その具体的な手法は、ボリビア戦術の模倣。Kosloski氏は、「ボリビアやチリがこれまでに実践してきたように、我々も同様の戦略を用いるべきだ」と明言。標高を戦略的に利用することで、相手にプレッシャーを強め、勝利を掴む。
ペルーサッカー連盟(FFP)のJean Ferrari代表も、この戦略を支持。「我々はすべての武器を総動員する必要がある。我々が持つ武器の一つが、他の国が持たない標高だ。それを最大限に活用すべきだ」と語る。標高を利用することは、ペルー代表にとって重要な戦略と言えるだろう。
現在、ペルー代表の代替スタジアム候補は、ジュリアカとプノの2都市が検討されている。Monumental de la UNAとBriceño Rosamedinaの両スタジアムは、FIFA基準を満たしており、Kosloski氏は、クスコのInca Garcilaso de la Vegaスタジアムを代表チームのホームスタジアムと位置づけている。特に、アルゼンチンやブラジルといった強豪国との対戦は、標高の恩恵を最大限に活かすことを目指す。
ボリビアが2024年にホームゲームをより標高の高いEl Altoに移転した事例からもわかるように、標高戦術は、スポーツ面でも有効な戦略だ。ボリビアは、その戦略により、ベネズエラやコロンビアといった相手に勝利を挙げ、予選での順位を向上させ、2026年ワールドカップのプレーオフに進出を果たした。
Kosloski氏の標高戦術は、ペルー代表にとって、新たな戦略的選択肢となるだろう。激戦国相手に挑むための、大胆な挑戦と言える。
