中国gpスプリント: コラントィーノ、ガスリーとの差に苦戦、チーム内部に波紋
上海国際サーキットで行われた中国GPスプリント。16位からスタートしたフランチェスコ・コラントィーノは2つポジションを上げて14位でフィニッシュ。一方、チームメイトのピエール・ガスリーは7位からスタートも、終盤でペースを落とし11位に沈んだ。レース後、コラントィーノはチーム内部に不協和音を響かせるような発言を残した。
「昨日、ガスリーより遅かった」コラントィーノが認めるパフォーマンス差
フリー走行1ではわずか3秒差でガスリーに迫ったものの、予選では8秒もの差をつけられたコラントィーノ。スプリントレースでも、ガスリーとのパフォーマンス差は顕著だった。「スタートは良い方へ向かっているが、マシンが苦戦している。この週末は理解すべきことが多い。昨夜、チーム内で理解が難しかったいくつかの問題を解決したが、それでもガスリーより全てのコーナーで遅いという状況だった」と、コラントィーノは率直に語った。
さらに、彼はチームのパフォーマンス差の原因について、マシンの細かな設定の違いに加え、「ギアボックスのトラブルでスペアパーツを使用せざるを得なかった。これにより、リアに搭載されているエアロパーツの一部が失われ、大きな負担となっている」と説明した。 この発言は、チーム内の技術的な問題が、コラントィーノのパフォーマンスに直接影響している可能性を示唆するものだ。
明日のレースに向けて、チームは課題解決に奔走
しかし、コラントィーノは諦めていない。「今日のレースは、デグラデーションが非常に大きかった。特にフロントタイヤのグレイニングが深刻だった。明日もQualyに向けて、パフォーマンス改善に全力を尽くす。チームとの連携を強化し、ガスリーとの差を縮めることが目標だ」と意気込みを語った。
チームのアカデミー生であるガブリエル・ミニは、エンストンのファクトリーからシミュレーターを活用して、チームをサポートしている。彼のデータが、コラントィーノとガスリーのパフォーマンス向上に貢献する可能性もある。アルピーヌは、この週末の苦戦を乗り越え、今後のレースで巻き返しを図るべく、全力を注いでいる。
一方、アルピーヌのフラビオ・ブリアトーレは、チームの開幕戦からのパフォーマンスに厳しい評価を下している。「我々は、決して満足していない。シーズンの初めから、パフォーマンスは非常に弱い。マシンに抱える主要な問題は理解しており、できるだけ早く解決に取り組む必要がある。今シーズンは、アウディより上位、そしてレッドブルに迫ることを目指す。」と語った。今後のアルピーヌの動向から目が離せない。