Cmll: aewの三冠王者、異例の親子対決で勝利を掴む
メキシコシティ、アレナ・メヒコ – 金曜日のCMLLスペクタクルイベントは、AEW世界トリオ王座の防衛戦を中心に、息をのむような展開が続いた。三冠王座を擁するJetspeed(ミスティコ、ケビン・ナイト、マイク・ベイリー)は、Don Callisファミリー(魔道師、クローン、ボラドールJr.)との激戦を制し、王座を守り抜いた。しかし、その勝利の裏には、国際的な影響力を増すCMLLの新たな局面も垣間見えた。
Don callisファミリーの衝撃参入と、空飛ぶ捕食者の謎
試合序盤から、空中殺法とパワーゲームが入り混じった、まさに“スペクタクル”と呼ぶべき試合展開が繰り広げられた。特に注目を集めたのは、Don Callisファミリーへの新加入、通称“空中捕食者”の存在だ。彼の加入は、国際的な舞台での活動を視野に入れているCallisファミリーの戦略を示すものと見られる。しかし、その期待も束の間、ミスティコの“銀と金の王”と呼ばれる必殺技によって、空中捕食者は為す術もなく敗北を喫した。観客は、その意外な結末に騒然となった。
ミスティコは試合後、マイクを手に「マイク・ベイリーとケビン・ナイトのサポートなしでは、この勝利はありえなかった」と強調。一方、Jetspeedのメンバーは、魔道師、クローン、ボラドールJr.との対戦において、ミスティコの存在が決定的なものだったと語った。この勝利は、AEW王座を維持する上で非常に重要な意味を持つだろう。

Thunder rosaの挑戦:cmllとの二刀流の可能性
女子戦では、サンダー・ローザ、マルセラ、インディア・スーが、プリンセサ・スゲヒト、オリンピア、パーセフォネからなる手強い相手に挑んだ。激しい攻防の末、テクニカルチームが勝利を掴んだ。試合後、サンダー・ローザは興奮冷めやらぬ様子で、CMLLオーナーのサルバドール・ルテロスに直接、両団体での同時出場を呼びかけた。ルテロスが快くその提案を受け入れたことで、会場は大きな盛り上がりを見せた。この動きは、国際的な女子レスリングシーンにおける新たな潮流を予感させるものだ。
他の試合では、ネオンがテンプラリオとのスピードマッチで鮮やかな勝利を収め、ユタニ、オクラムラ、ショウマ・カトのトリオが、ショッカーシトとギャラクシーがそれぞれ勝利を飾った。これらの結果は、CMLLが維持する高い競技レベルと、そのスター選手の国際的なプレゼンスを改めて証明している。
今回のCMLLスペクタクルイベントは、単なる試合結果にとどまらず、AEWとの連携、女子レスリングの国際化、そしてCMLLの新たな戦略を示す、重要な転換点となった。今後のCMLLの展開から目が離せない。特にサンダー・ローザのCMLL挑戦は、両団体の関係を深め、新たな興奮をもたらすだろう。ルテロスが掲げる、国際的なプロレスの融合というビジョンが、今、現実味を帯びてきている。