R&a、観客の乱行に対し容赦ない措置へ – ビークデイル、新たな規制ラインを敷く
ロンドン発 – ゴルフ連盟(R&A)は、オープン選手権における観客の不適切な行動に対し、厳正な対応を宣言した。新たな行動規範を導入し、身元特定と即時排除を容認する。マーク・ダーボン会長は、前英オープン王者ニック・ファルド氏の選手への暴言に対する処罰金1万ドル増額の要望には応じなかったものの、ロイヤル・ビークデイルで開催される大会に対し、30万人規模の観客を厳しく監視する体制を構築すると明言した。
混乱を招く観客、r&aの対処は「排除」
ダーボン氏は、R&Aの職員、警邏係、関係者による綿密な監視体制を構築し、観客の行動を徹底的にチェックする方針を示唆した。特に、賭博絡みの騒動や、TikTokやYouTubeなどのソーシャルメディアでゴルフの知識不足を露呈する新規参入者からの迷惑行為には、強い警戒感を露わにした。R&Aは、新たな観客層の開拓と伝統の維持という二面的な課題に直面している。
スコッティ・シェフラー前オープン覇者や、2024年チャンピオンのブライアン・ハーモン選手も、過去の大会で不適切な言動に遭遇しており、ゴルフファンによる騒動は深刻化の一途を辿っている。R&Aは、これらの問題に対し、積極的な対応策を講じることで、大会のブランドイメージを守ろうとしている。
ダーボン氏は、日曜日の競技時間変更に関しては、ワールドカップ決勝の開催スケジュールを考慮し、最終決定は木曜日に発表する予定である。しかし、彼は「問題行動に対する対応能力には自信がある。違反者には即座に会場からの退場を求めることが可能だ」と強気な姿勢を示した。罰金ではなく、会場からの退場を主な手段とするという方針は、R&Aの明確な意向を反映している。

伝統と革新の狭間 – r&aの戦略
R&Aは、新しいガイドラインの導入にあたり、ファンの行動規範に対する懸念が高まっている状況を踏まえている。ダーボン氏は、主催大会の伝統と格式を維持しつつ、新たな視聴者層を獲得するための戦略を練り始めている。彼は、昨年の大会で、最終ラウンド中に「非常に線引きを超えた」発言を聞いたと語った。
R&Aは、過去のオープン選手権において、クリエイター向けのイベントを開催することを検討したが、最終的には、資格取得のための予選会を開催するという、大会の根幹を尊重するイベントを選んだ。R&Aは、インフルエンサーやコンテンツクリエイターを活用し、幅広い層にアピールする一方で、大会のブランドイメージを損なわないよう、慎重な姿勢を貫いている。
日曜日の競技時間については、最終的な判断を保留しているものの、3ホール延長戦の可能性も考慮に入れている。R&Aは、大会の継続性を確保するため、最大限の準備を進めている。