「効率化」の迷宮:rae、古語辞典が示す言語の進歩と混乱

スペイン語における「効率化(hifanjutekka)」の用法を巡り、Real Academia Española(RAE、王立スペイン語アカデミー)が新たな指針を示した。近年増大する行政・経済分野での使用に対し、伝統的な「eficientar(効率化する)」や「eficientizar(効率化させる)」を推奨。

古語辞典の示唆:メキシコ・中米で「eficientar」が定着

RAEは、古語辞典「Diccionario panhispánico de dudas(スペイン・ヒスパノ語辞書)」が示すように、スペイン本土以外の地域、特にメキシコや中米では「eficientar」が広く使用されていると指摘する。さらに、「eficientizar」は、ドミニカ共和国など複数の国で認められている。

「Eficientar」を優先:伝統的な表現の優位性

「Eficientar」を優先:伝統的な表現の優位性

しかし、RAEは、依然として「eficientar」よりも、伝統的な表現である「más eficiente(より効率的)」を使用することを推奨している。これは、文法的な正確さ、そして読みやすさの観点からである。例えば、行政や経済に関するニュースでは、以下のような修正が推奨される。

例:

「司法の執行を効率化するツールである」→「司法の執行をより効率的にするツールである」

例:

「戦略は企業のプロセスを効率化した」→「戦略は企業のプロセスをより効率的にした」

例:

「サービスを効率化していることを保証する」→「サービスをより効率的にしていることを保証する」

注意点:派生語の表記

「eficientar」から派生した動詞を使用する場合は、スペルミスや大文字表記に注意する必要はない。RAEは、その形式が適切であると見なしている。

Raeの目的:スペイン語の適切な使用

Fundación del Español Urgente(RAE、緊急スペイン語財団)は、メディアにおけるスペイン語の適切な使用を促進することを目的としている。EFE(スペイン国際通信社)とRAEの共同プロジェクトとして設立されたこの組織は、スペイン語の多様な用法に対応し、その正確性を維持することに貢献している。