一般

「戦争の影」でアジアが揺れ始める

世界の油価が14%上昇。中東情勢の波に揺れるアジア経済の危機。

「アジアの危機」と呼ぶべき状況

「アジアの危機」と呼ぶべき状況

米・イス・伊の対立が高揚し、ペルシャ湾上空でミサイル・ドローンの激しい交戦が繰り広げられている。こうした情勢に対抗するため、世界中の経済が揺れ始めている。

その中でもアジアは、特に脆弱な位置にある。西南アジア・東南アジアでの石油・ガス輸送の約80%がオマーン海峡を通じて行われているため、戦争の影響を受けやすい。

日本は1970年代の石油ショック以降積み上げた戦略石油備蓄が254日分あるとされているが、国内の輸送や公共のバス・フェリーなどに影響が出始めている。更に、ヤマヨシ製菓がフライドポテトの生産を一時的に停止したり、ガソリン駅での長蛇の列が現われるなど、生活に直結する影響も顕著になっている。