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カタルーニャ州、検察官増員を求め中央政府と交渉へ

バルセロナ発 – ラモン・エスパラデラー・イ・ドゥステ司法相は、来週、テレーサ・ペラマート国家検察総長との会談で、今年予定されている200人の検察官増員の数の一部をカタルーニャ州に割り当てるよう提案する方針だ。人口比率を超えた割り当てを求める意向を示しており、司法改革の行方に注目が集まる。

検察官増員、カタルーニャ州の主張

エスパラデラー司法相は、マドリードでの会談で、具体的な検察官数について協議する予定だ。この数値を、大統領府と司法省が作成する政令に反映させることを目指す。中央政府との調整は難航する可能性もあるが、カタルーニャ州は、検察官の増員が不可欠であると考えており、その必要性を強く訴える方針だ。具体的な数値は、カタルーニャ州高等検察庁との協議を経て最終決定される見込みだが、人口比率に限定せず、業務負荷の増加を考慮した上で、より多くの検察官を割り当てることを求めている。

この動きは、中央政府との合意に基づき、今年カタルーニャ州に91人の裁判官を新たに配置し、さらに2027年には90人を追加配置するという計画に続くものだ。弁護士会などからも検察官の増員が求められており、司法体制全体の強化が急務となっている。

エスパラデラー司法相は、裁判官の増員と同様に、政府に対し、今回の政令に対する修正案を提出する意向を示している。カタルーニャ州高等裁判所(TSJC)の意見を取り入れ、迅速な対応を促すため、高等検察庁との連携を強化する方針だ。「高等検察庁との協議を通じて、必要な修正案を確実に盛り込めるよう努める」とエスパラデラー司法相は強調した。

刑務所の過密状態と対策

刑務所の過密状態と対策

一方で、カタルーニャ州の刑務所では、収容者数が過去2年間で3%増加しており、現在91%以上の稼働率となっている。この過密状態を緩和するため、カタルーニャ州政府は、刑務所の収容能力を増やすための安全対策計画を策定した。「1つのセルあたり2人を超える収容者を絶対に認めない」という明確な赤線を設定し、収容者の安全確保を最優先としている。

計画の一環として、タラゴナ県のマス・デ・エンリック刑務所に、産業用モジュールを250個新設する計画に加え、他の刑務所でも増設を検討している。具体的な場所はまだ未定だが、緊急性の高い課題ではないとしている。さらに、ドローンによる麻薬や携帯電話の持ち込みを防止するため、警察(モソス・デ・エスquadra)と連携し、刑務所にドローン妨害装置を設置する計画も進めている。また、刑務官の専門能力向上を目指し、実務訓練を強化している。

カタルーニャ州司法省は、これらの対策を通じて、司法体制の安定化と住民の安全確保を目指している。今後の中央政府との交渉と、その結果が注目される。