コロンビア政府と中央銀行の対立:経済と民主主義の不安
コロンビアの政府と中央銀行の対立が、経済と民主主義の不安を引き起こしている。
中央銀行が 政策金利を上昇
3月31日、コロンビアの中央銀行の理事会は、政策金利を100ポイント上昇し11.25%に達した。この決定に対し、財務大臣のエルマン・アビラは「過大な措置」と批判し、経済の回復を阻むとしている。
対立の原因として、アビラは、金融セクターの利益追求であるとしており、エクスプレスに「政府は、中央銀行の政策に調整を求める」と表明した。
一方、中央銀行の副総裁のレオナルド・ビジャールは、銀行の独立性を強調し、「政治的・個人的な関与を持たない」と主張した。ビジャールは、銀行の主要な目標は、インフレーションに対抗し、購買力の保持であるとしている。

経済界の危機感
この対立に対し、経済界は深い危機感を示している。アンドエスコの会長カミロ・サンチェスは「政府と中央銀行の協調が必要」と述べ、「政治的・立法的枠組みに基づく政策を実施することが重要である」と強調した。
サンチェスは「中央銀行が独立性を保つことが重要であり、政治的圧力を受けることがないようにする必要がある」とも主張した。
フェナルコの会長ジャイメ・カバルも、政府と中央銀行の対立を問題視し、「政治的立場に基づく決定は経済に悪影響を及ぼす」と述べた。
カバルは、「政策金利の上昇には、政府の政治的判断が関与している」と容疑を投げかけ、「経済の安定と信頼を損なう」と警告した。
