セネード委員会、ムニョス氏の出席を再度要求 – 疑惑を逃れるか?
マドリード – PSOE幹部サンタス・セルダンの妻、フランシスカ・ムニョス氏のセネード委員会への出席を、国民党(PP)が早急な再要求に動いた。12月以降、2度目の欠席は、公的な医療診断書による説明がなされたものの、バスク自治州ミラゴで、夫と共に復活祭を祝う様子がメディアに報道されたことで、疑惑が再燃している。
医療診断書の信憑性、疑問の声
セルダンの弁護側は、ムニョス氏の状態悪化を裏付ける公的な医療機関からの診断書を提出。緊急医療担当医の署名入り書類も提出され、「健康状態がセネード委員会の出席を困難にしている」と主張している。しかし、PPは、ムニョス氏が日曜日に提出した診断書は、同日撮影された写真と矛盾していると指摘。写真は、夫と共に「完璧な健康状態」で復活祭を祝うムニョス氏を捉え、疑惑を深めている。
PPは、この状況を「セネードと国民への冒涜」と強く非難。 さらに、公的資金の無駄遣いであると主張し、ムニョス氏が提出した診断書に署名した医師を委員会に呼び出し、診断書の真偽を検証する可能性も検討している。専門家を起用し、医療記録の精査を行うことも視野に入れているという。

政治的駆け引き、疑惑の影
今回のムニョス氏の欠席と、それに伴う写真報道は、セルダン氏に対する疑惑をさらに複雑化させている。PPは、この件を「疑惑を逃れようとする狡猾な策略」と批判。セネード委員会は、来週にも次回のセッションを開催する予定だが、ムニョス氏の出席は、セネード規則に準拠した手続きを経て決定される見込みだ。
今回の騒動は、スペイン政界における汚職疑惑の深淵を改めて露呈させ、国民の不信感を増幅させている。疑惑の真相解明のためには、透明性の高い調査と、関係者全員の誠実な協力が不可欠となる。
