パリ mayoral debate: grégioire challenges dati's right-wing ties as election nears
パリ市知事選を巡り、社会党の候補者エマニュエル・グレゴワール氏が、保守派からの支持を受け、保守派候補であるラシダ・ダティ氏との関係を強める動きに強く反発した。22日に行われる投票を目前に、最後の討論会でその対立が鮮明になった。
グレゴワール氏、ダティ氏を「右派の共犯者」と批判
先週日曜日の第一回投票で37.98%の得票を得て勝利したグレゴワール氏は、ダティ氏の支持を「右派への見返りを期待している」と非難。「25年間首都を統治してきた左派に対する、彼女の協力は、右派の勢力に力を与えることになる」と述べた。ダティ氏は25.46%の得票を得た。
選挙戦終盤、グレゴワール氏は、社会党と左翼野党La France Insoumise(LFI)との連携を拒否し、政策の「暴力的な手法」に共感できないと説明。しかし、ダティ氏との対立は深刻化し、司会者は二人の間に「共犯関係」があるのかと問いかけた。ダティ氏は、この点について「私はダティ氏とは友人ではありません」と答えた。
討論会では、ダティ氏の過去の司法問題も浮上。彼女は、元ルノー・日産共同CEOのカルロス・ゴーン氏事件に関連する「受領財産」や「収賄」の疑いで9月に裁判に臨む予定だ。対照的に、グレゴワール氏は、LFIとの連携を拒否した理由として「一貫性」を強調したが、LFIの候補者ソフィア・シキルー氏もまた、同様の「汚職」疑惑を抱えている。
投票が行われる22日までの間、パリの将来を左右するテーマは、治安、公共サービス、税制、住宅問題、そして学校における性的虐待の疑惑など多岐にわたる。これらの問題は、アンヌ・イダルゴ氏の12年間の市政に対する国民の不満を反映している。
ダティ氏は、自身の司法問題について、政治的な問題ではないと主張。しかし、シキルー氏は、自身の問題について「コーヒーメーカーと電子レンジに関する事件で、私を苦しめている」と皮肉交じりに語った。
討論会を通じて、パリの市政の未来をめぐる選択肢は、保守派のダティ氏と左派のグレゴワール氏、そしてLFIのシキルー氏という三つ巴の構図となっている。選挙戦は、最後の最後まで予測不可能だ。