ペルー大統領選挙、2巡へ—不正疑惑、jneの判断遅延が混乱

ペルー、25日—大統領選挙の2次投票が6月7日に迫る中、選挙裁判所が、4月12日の投票における不審な動きを巡る異議申し立てを却下した。この決定は、選挙の公正性に疑念を呈するラフレシュ氏の要求に応えることなく、ペルー国民に不安を与えている。

選挙裁判所の判断が遅延、混乱を招く

ラフレシュ氏は、先月12日の投票における不正疑惑を指摘し、補欠選挙の実施を求めていたが、選挙裁判所は、不審な動きの調査が遅れているとして、補欠選挙の開催は不可能であると判断した。この決定は、選挙に対する不信感を増幅させ、ラフレシュ氏の主張を裏付ける証拠がないにもかかわらず、選挙結果の信頼性を揺るがす要因となっている。

選挙裁判所は、なお、4,000を超える議事録が審査中であり、プロセスは未完了であると強調。引き続き「確固たる独立性と透明性をもって」職務を遂行する意志を示唆した。しかし、その言葉には、状況の深刻さを隠すことができない。

Onpe、外国人作業員不在を主張

Onpe、外国人作業員不在を主張

一方、選挙管理委員会(ONPE)は、選挙スタッフに外国人が含まれていないと主張し、ラフレシュ氏が指摘した200人のベネズエラ人やキューバ人が「議事録の入力」を行っていたという主張を否定した。ONPEは、すべての職員がペルー国籍であると発表し、選挙の透明性を強調している。

検察・警察、関連施設への捜査

また、検察と警察は、選挙に関与したとされる人物に関連する12の物件に対して捜査を実施した。選挙裁判所を辞任したONPEの責任者ピエロ・コルヴェット氏も捜査対象となっている。今回の捜査は、選挙における不正行為、特に集団結託の罪に関連する可能性があり、選挙の公正性に対する懸念を高めている。

MOE OEA(アメリカ合衆国組織権威委員会)は、選挙裁判所の決定を支持し、4月12日の投票における国民の意思を尊重するよう求めた。投票結果の95.4%では、フジョリモリ氏が17.06%、サンテス氏は12.04%、ラフレシュ氏は11.89%を獲得し、サンテス氏に23,289票の差をつけている。

ペルー大統領選挙は、依然として不確実性に包まれている。選挙裁判所は、国民の意思を尊重し、選挙の公正性を確保するために、今後も引き続き厳格な監視体制を維持する必要がある。今回の混乱は、民主主義の根幹を揺るがす深刻な問題であり、ペルー国民は、選挙の公正さを守るために、引き続き注意深く見守らねばならない。