ポドカプラス国立公園、軍事作戦で2000人以上の移住者を退去 - ペルーとの国境地域
ペルーとエクアドル国境地域で、違法鉱山活動をめぐる軍事作戦が激化。Podocarpus国立公園、 Zamora Chinchipe州において、既に約150カ所の違法な鉱山施設が破壊されています。
公園内での活動を阻止 - 2000人以上の移住者退去
エクアドル軍はヘリコプターでSan Luis、Dos Camas、La Aídaといった地域に突入し、木やプラスチックで築かれた脆弱なキャンプ地を発見。公式発表によると、作戦開始以来、公園周辺からだけでも2000人以上の人々が退去させられています。
違法な金鉱山活動は、保護された地域における生態系の深刻な破壊を引き起こしています。UNESCOは2007年にエクアドル生物圏保全地域にPodocarpus国立公園を指定しており、ペルーとの国境地域において、違法鉱山活動の拡大が深刻な問題となっています。

ロボロス、作戦の背後 - 犯罪組織との関係
情報筋によると、これらの活動は武装勢力「Los Lobos」が管理している可能性があります。このグループは、組織犯罪、違法な採掘、領土占拠を組み合わせた危険な存在です。今回の作戦では、違法鉱山活動を支えるインフラが破壊され、133,000ドルに上る経済的損害が推定されています。
エクアドル当局は、今回の作戦が違法な金鉱山活動の物流網を断ち切ることを目的としており、その活動の資金調達能力、物資の補給、継続的な活動を阻止することを目指しています。ヘリコプターによる作戦展開は、険しい地形、鬱蒼とした植生、限られたアクセスを克服する上で重要な要素となりました。
発見されたインフラには、ブローラー、回転ハンマー、発電機、爆発物、遅延剤、燃料、弾薬、Mossbergライフルなどが含まれ、単独の小規模な活動とは一線を画す高度な組織体制であることがわかります。また、金鉱処理施設には、ショベルカー、ウォーターホース、Starlink衛星通信などが設置されており、組織的な活動の規模が拡大していることが伺えます。
軍事作戦の継続は、エクアドル南部の最も脆弱な自然環境を保護するための戦略です。3月から開始された作戦の連鎖は、数日以内にインフラを設置、移動、再構築できる能力を示しており、保護された地域における違法な活動の抑制が課題となっています。
