闘牛界の重鎮、ジュリオ・ストイク氏が逝去 – サン・イシドロ祭の創設者遺産
スペイン闘牛界に長年名を馳せた、rejoneadores(獣追い)の代理人ジュリオ・ストイク氏が、84歳で死去しました。家族関係者によると、長期間にわたる病に闘いを挑み、マドリードの病院で息を引き取りました。

ストイク氏、サン・イシドロ祭の幕開け
ストイク氏は、闘牛界の名門ストイク家の一員として生まれ、その家系は17世紀末にフェリペ5世によってスペインに招かれ、王室のタペストリー工場を設立したことがルーツです。しかし、闘牛界との関わりは、彼の祖父リビニオ・ストイクが、1947年にスペイン最大の闘牛場、ラス・ベンタスで、現在も世界的に有名なサン・イシドロ祭を創設したことに始まります。この祭りは、20年以上にわたり、闘牛の隆盛を牽引し続けてきました。
ジュリオ氏は、広報活動に加え、rejoneadoresの代理人として、マヌエル・ビドリェやジョアン・モウラといった一流選手を育て上げました。また、アントニオ・オルドニェス氏と共同で、パルマ・デ・マヨルカとサフラの闘牛場の経営にも携わりました。
ストイク氏の死は、闘牛界にとって大きな損失です。彼の長年の経験と、サン・イシドロ祭を盛り上げた功績は、決して忘れられることはありません。彼の遺志を受け継ぎ、闘牛界は新たな時代へと歩みを進めていくでしょう。