政治

「2027年度タイトルx資金」政治的条件に反対、法的抗議

アメリカ保健省が2027年度のタイトルX資金の申請について、新たな政治的評価基準を導入することになり、反対の声が上がっている。

この新基準は、申請先がTrump政権の「優先事項」に合致するかどうかを、専門的な委員会が判断するというもので、決定に対する抗議の機会はないという。

タイトルx資金の目的が政治化されるおそれ

タイトルx資金の目的が政治化されるおそれ

この新基準に対する抗議運動は、 ACLU(アメリカ民権連盟)が中心に推進し、Family Health Council of Central PennsylvaniaなどのタイトルX受託機関が加わった。

ACLUの副所長サラ・ローズは、「トランプ政権のタイトルX資金の条件づけは、公共衛生に対する重大な脅威です。国税の支出が公平かつ効率的に、政党の提携無しに使われることを保証するための基準が必要です」と述べている。

タイトルX資金は、低所得者や医療保険なしの患者に対する家族計画や健康サービスを提供するための政府の補助金であり、1970年代に創設された。共和党や反堕胎運動家たちは長年、資金の削減やブロックを目指してきた。

一方、民主党の Biden政権は、タイトルX資金を家族計画と健康サービスにさらに集中させる方向で改革を進めていた。しかし、Trump政権が新基準を導入することで、既存の規律と矛盾する状態になる可能性がある。