「ゴルファック」再び大西洋を渡る:250周年記念、nyでの祝賀イベントへ
キールから歴史的な航海へ出発!ドイツ海軍の練習帆船「ゴルファック」が、長年の不在を終え、ついに大西洋横断の旅に出ます。165日間の航海で、約160人が訓練と生活を共にし、新たな挑戦に挑むことになります。
「ゴルファック」の航海、なぜ今?
艦長のエルマー・ボルンケッセルによれば、これは長年ぶりの大西洋横断であり、ドイツの威信を示す重要な機会です。最初の寄港地はフランスのバイヨンヌ、そしてグラン・カナリア諸島のラス・パルマス。そこから、バミューダ、ノースカロライナ州のノーフォーク、ボルチモア、ニューヨーク、カナダのハリファックス、そしてアイスランドのレイキャビクへと向かいます。
7月4日のニューヨークでの祝賀イベントは、今回の航海のハイライトと言えるでしょう。アメリカ独立250周年を記念した大規模な観艦式には、世界中の伝統的な帆船が100隻以上集結し、推定数百万人がその壮観な光景を目撃すると予想されます。盛大な花火も予定されており、まさに圧巻の一言です。
ニューヨークから、ボストンで開催される「Five Sisters Trophy」をかけたレガッタに合流します。このトロフィーは、姉妹船同士の交流を象徴するもので、前回は1976年のアメリカ独立200周年記念の際に集まりました。今回のレガッタには、アメリカの「イーグル」、ポルトガルの「サグレス」、そしてルーマニアの「メルチャ」も参加予定です。博物館船として係留されている「ゴルファック1」は参加しません。

若い兵士たちの成長の機会
今回の航海に参加しているのは、ドイツ連邦軍の新しい「ワーク&トラベル」プログラムに参加する21人の兵士たちです。彼らは自発的な兵役を通じて軍隊に入隊し、この航海を通じて貴重な経験を積むことになります。さらに、2つの航海区間でそれぞれ25人の兵士が参加予定です。その一人、ハノーバー出身の20歳のティアは、「ワント(索)に登ってみたい」と語り、興奮を隠せない様子です。ケルンの近く出身のマックスは、「大西洋を帆船で横断する、他に類を見ない経験になるだろう」と期待を膨らませています。彼らは、兵役後の進路を模索しながら、今回の航海を自己成長の機会と捉えています。
ラス・パルマスでは、新たな訓練生が合流し、艦内は満員となります。ボルンケッセル艦長は、この航海が挑戦的になることは予想しているものの、風と海の状況は良好であり、自信を深めています。必要に応じて、医療室のベッドを一時的に利用する可能性もありますが、組織力と士気を高め、乗り越えていくでしょう。
「ゴルファック」は、単なる訓練船としてだけでなく、ドイツの外交使節としての役割も担っています。各港町でのレセプションを予定しており、有意義な出会いの場となることを期待しています。キールへの帰港は9月19日を予定しています。
