ハンザ・ロストック、衝撃の黒星!魚サンド世界一記録も救えず
Ostseestadionに響き渡った歓声はすぐに打ち砕かれた。ハンザ・ロストックは、ヴィクトリア・ケルンとの試合で2対3と敗北。魚サンド世界一の記録を打ち立てた祝賀ムードも、チームを覆う失望感には消え去ることはできなかった。
世界一の魚サンド、そして苦渋の現実
前日の試合前には、誰もが興奮を抑えきれなかっただろう。ハンザ・ロストックは、魚サンドの長さの世界記録を塗り替えたのだ! 目標は38メートル。しかし、結果はなんと42.37メートルという驚異的な記録だった。朝6時から、手作業で具材を積み重ね、準備に励んだ末の偉業だ。記録認証局のLaura Koblischek氏によって、公式に記録が認定された。そして、試合開始から2時間後には、スタジアムのファンが4ユーロでこの世界一の魚サンドを味わえるという、なんとも贅沢な機会が提供された。w.Holz GmbHの尽力によるこの巨大な魚サンドは、まさに圧巻の一言。
しかし、その高揚感は長くは続かなかった。対戦相手ヴィクトリア・ケルンは、序盤から積極的な姿勢を見せ、ハンザの守備を揺さぶったのだ。怪我で離脱していたFlorian Carstens選手の代わりに出場したLukas Wallner選手、そしてJan Mejdr選手の代わりに出場したNico Neidhart選手。チームは様々な変更を余儀なくされたが、その効果は限定的だった。ボールを保持している時間は多かったものの、決定的なチャンスを生み出すことができず、攻撃に乏しい試合展開が続いた。

まさかの3失点、そして反撃の遅れ
試合開始から30分、ヴィクトリア・ケルンは右サイドからの攻撃で先制点を奪った。最初はディフェンスが対応しきれなかったが、再三の攻撃が奏功し、Leonhard Münst選手がゴールネットを揺らした。そして、42分にはSimon Handle選手のクロスをDavid Otto選手が頭で叩き込み、追加点を奪った。ハンザ・ロストックは完全に形勢不利に立たされ、ハーフタイムを前に深刻な状況に追い込まれた。ハレンブルック選手は、MagentaTVのインタビューで「後半はもっとうまくいくといいな。なぜ最初の45分で、あの情熱が見られなかったのかわからない」と、チームメイトに奮起を促した。
後半に入り、監督Daniel BrinkmannはKenan Fatkic選手を下げてAndreas Voglsammer選手を投入し、2トップ体制を試みた。しかし、その策も空回りし、53分にはYannick Tonye選手がゴールを決め、ヴィクトリア・ケルンが0対3とリードを広げた。ハンザ・ロストックは完全に後手に回り、ヴィクトリア・ケルンに翻弄される展開が続いた。ようやく80分にDavid Hummel選手がゴールを決め、1点差に詰め寄った。そして、アディショナルタイムにはVoglsammer選手が2点目を決めたものの、時すでに遅し。ハンザ・ロストックは、この敗戦で昇格への道が険しくなった。
水曜日のVerl戦に向けて、ハンザ・ロストックには大きなプレッシャーがのしかかる。魚サンド世界一の記録は、チームの苦境を少しでも和らげることはできなかった。この敗北は、クラブにとって痛い教訓となっただろう。