自然を守るため、少年と動物たちの奇妙な冒険が幕を開ける
ピクサーのベテラン、ピート・ドクターの関与も噂される、新たなディズニーアニメーション映画が公開に先駆け話題を呼んでいる。環境保護をテーマに、アバターやインセプションといった大作をパロディ化したユーモアと、動物たちの擬人化というディズニーならではの魅力が融合した作品だ。

少年、突然の使命と動物たちの秘密
主人公のメイベル(声:パイパー・クルーダ)は、母親を亡くし、祖母と暮らすティーンエイジャー。祖母から自然を愛すること、そして人間関係における許しの大切さを教わる中で、近所の森の清流を守る必要に気づく。しかし、悪意あるメイヤー・ジェリー(声:ジョン・ハム)が森を破壊し、高架道路を建設しようと画策する。
メイベルは、森に住む動物たちが謎の失踪を遂げていることを知り、彼らを復帰させるため、ある秘密の陰謀に迫る。大学の内部で発見した驚くべき事実を基に、動物たちと接触し、自然を守るための行動を促そうとするが、動物たちの本性、特に凶暴な肉食動物や、謎めいた昆虫女王(声:メリル・ストリープ)の思惑が、メイベルの行く手を阻む。
映画は、敵役の悪役としての深掘りにやや力不足を感じさせるかもしれない。しかし、軽快なテンポと、陸上でも獰猛なサメが登場するなど、見どころ満載。ディズニーらしい擬人化の妙と、環境問題へのメッセージが、観客の心に深く響く作品となっている。
オーストラリアでは3月5日、イギリスとアメリカでは3月6日に公開される予定だ。